突如として発表された「アーケード専用」のデイトナUSA新作はマスターピースとなっている初代のリメイク

daytona3

日本ではロケーションテストは行われたものの、結局稼働せず(その代わりそのリソースを流用したCS版”デイトナUSA”は正式リリース済み)終わってしまった「SEGA RACING CLASSIC」から8年、完全な続編としては最後となるCS版「デイトナUSA 2001(DC)」から15年が経過した2016年になって突如として発表された「DAYTONA 3 Championship USA」は最新アーケード基盤を採用してストックカーのデザインやコースデザインこそ最新のクオリティを手に入れたものの、中身は懐かしい初代「デイトナUSA」のプレイ感覚や空気感を継承した、待望の正当続編となります。

先月終わりごろから海外SEGA Amusment公式Twitterアカウントで「#DaytonaIsBack」というハッシュタグを用意てその存在を明らかにしていましたが、15日から開催されている海外業務用ゲーム展示会「IAAPA 2016」でついにα版ビルドの実機展示がスタートし、その内容の一部が明らかとなってきました。

オリジナルコース3つに加え新たに新コースを追加。「DAYTONA International Speedway」も。


車のデザインは初代や2から大幅に変更され、現在レースで利用されているストックカーに準じたデザインに変更。プレイヤーカーはもちろん「HORNET」。ただしミッションごとに車のデザインが異なるようでAT車のデザインは初代HORNETの「シボレー・ルミナ」っぽい懐かしいデザインを採用しています。ただしよく見るとこれも完全にオリジナルを踏襲しているわけではなくフロント周りのデザインは元のHORNETと異なってるんですよね。

IAPPA 2016で稼働したビルドはα版相当ということでまだすべてのコースが実装されておらず、この会場でプレイできたのは以下のコースとなります

初級1:DAYTONA International Speedway 周回数6周

初級2:The Three Seven Speedway 周回数6周

中級1:LAKESIDE CASTLE 周回数2周

製品版ビルドでは初代デイトナUSAに収録されていたダイナソア・キャニオン、シーサイド・ストリート・ギャラクシーもきちんと現在のクオリティで収録されるほか、級コースの別バリエーション扱いの新コースがもう一つ追加される予定になっています。

注目すべきは実在する「DAYTONA Intarnational Speedway」が初収録になったことでしょうが、現在のビルドに収録されているコースレイアウトを見た感じ実在するコースを再現しているわけではなくスリーセブン・スピードウェイのテクスチャ替えみたいな扱いになっているのはちょっと残念かもしれません。


BGMはアドバダイスデモ・DAYTONA Intarnational Speedwayで2011年にXBLA/PS3版デイトナUSA HD版が国内展開したときのプロモーション画像で光吉猛修さんが新規収録した「Let’s Go Away “H”Version」を使用しているものの、それ以外はなぜか新規収録やオリジナルのModel2音源や2009年の「SEGA Racing Classic」(とHD版デイトナUSA)からの流用ですらなくドリームキャスト版「デイトナUSA 2001」やセガサターン版「デイトナUSA Circuit Edition」からの流用になっています。収録されている曲は確認できた限りで以下の通り

Select(Daytona USA 2001)

Let’s Go Away “H” Version(Advadice Edit)

Let’s Go Away “H” Version

Let’s Go Away GOAL(Daytona USA Circuit Edition)

The King Of Speed(Daytona USA 2001 Version One)

Sky High(Daytona USA 2001 Version One)

Sky High(Daytona USA 2001 GOAL)

あくまでIAAPA 2016のαビルドROMでの話なので製品版では変更される可能性も多いものの、個人的にデイトナUSA 2001のThe King Of Speedのアレンジは好きじゃなかっただけに・・・SRCのバージョンのほうを入れてほしかったところですが、ここら辺だけはちょっとだけ残念でしょうか。

“H” Versionは現時点で最新のテイクで光吉さんのボーカルが相変わらず熱い!!これをはやく日本のゲーセンで聞きたいものです。

オリジナルのスタッフがどこまでかかわっているか不明なものの、間違いなくデイトナUSAの続編。日本で稼働するかどうかは…

おそらくすでに「龍が如く」専門プロデューサーと化してしまっている名越俊洋さんはかかわっておらず、そのほか「デイトナUSA」「デイトナUSA 2」を開発したオリジナルのAM2研スタッフがどの程度かかわっているかも不明で、海外SEGA Amusument主体で開発されたであろう本作。筐体には初代デイトナUSAの特殊筐体”デイトナ USA スペシャル”で見られたようなライブカメラが供えられ、プレイ中のプレイヤーをゲーム画面に映し出せるようになっていたりと面白い試みも見られます。

グラフィックは現代風になったものの中味は間違いなくデイトナUSAで、日本稼働も期待したいところですが、2009年に稼働したHDリメイク版「SEGA Racing Classic」はロケテは行ったものの日本での正式稼働は行われないまま終わってしまった苦い過去もあり、また日本のセガとしてはおそらく新作が出る「頭文字D 」シリーズに力を入れたいであろうことやコストのかかる大型筐体であることを考えると日本での稼働はちょっと微妙な感じになっています。

ただそれでもファンの声が多ければ日本での稼働もチャンスがあると思うので日本のゲーセンにもデイトナが返ってくる日を楽しみに待ちたいところです。

なお現時点では「Arcade Only」とのことでCSやPCへの移植はちょっと先になりそうです。

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