arm_win10_sysinfo

コマ!?

ライターとして記事を提供させていただいているウィンタブさんでも紹介記事を書きましたが、本日、MicrosoftはWinHEC Shenzen 2016会場で突如「来年ARM SoC搭載端末向けにフル版Windows 10のサポートを復活する」ことを正式発表しました。すでにWindows 10 Enterprise Insider PreviewのARM版がQualcomm SnapDragon 821搭載リファレンス端末で動作している動画も公開されています。

ARM向けフル版Windowsといえば真っ先に思い出されるのはWin32アプリのコード変換機能が実装されていなかったがゆえにストアアプリしか動作せず、その”中途半端”さから市場的には失敗作扱いにされたうえで終わってしまった「Windows RT/RT 8.1」を思い出しますが、今回はハイエンド向けSnapDragonが高性能化したことに伴い、当時搭載されていなかったIntel x86 CPU向けWin32アプリのバイナリトランスレーション機能がついに搭載。上記動画でもWin32版Adobe Photoshop CCがIntel x86互換CPUで動作させたのとほぼ同じパフォーマンスで動作していることが確認できます。

つまりARM搭載Windows 10機で#はぁレンたんできる!?!?!??

rentan

SnapDragon SoCに搭載されているAdreno GPUとIntel HD GraphicsやNVIDIA GeForce、AMD RadeonといったPC向けGPUとの性能差はまだそれなりにあることや今回Direct X 12の機能をどれだけサポートしてるのかわからないこともあり、上記でも動画で動かしてる軽めのカジュアル系ゲームならともかくForza 6 ApexやNeed For Speed、Mortal Kombat XLといった最新GPUを必須とするような3Dゲームをバリバリ動かすといったことは多分無理だと思いますが、現在低価格帯向けに普及しているIntel Atom搭載機と同程度のパフォーマンスはたたきだせるはずなのであまり3D機能を必須としないようなゲーム、つまりエロゲなら普通にARM系SoCを搭載したWindows 10搭載タブレットでも動作する”はず”です。つまりSnapDragon搭載機ではぁれいなたんやはぁレンたんできるね!うっひょーーーー!!

・・・まじめな話、すでにIntelは低価格タブレットに提供していたAtomブランドの終息を発表していることから価格設定によってはこれらのクラスのタブレットの置き換えにも期待できそうです。ただバイナリトランスレーションはそれなりなCPUパワーがないと実用的に動作しないことから現時点でサポートされているのはハイエンド向けのQualcomm SnapDragon 821以降となっています。

またRS3以降のWindows 10 MobileでもこのWin32アプリのバイナリトランスレーション機能が実装され、Continuam For MobileでWin32アプリが動作するようになる”らしい”といううわさもあることから来年以降のARM向けWindowsの再チャレンジに期待したいところです。

関連リンク

【速報】Microsoft、2017年に“ARMベース”のフル機能Windows 10を投入

広告