本日、Googleは台湾にあるスマートフォンメーカーであるHTC社のスマートフォン部門の一部を買収したことを正式に発表いたしました。

今回の買収では2015年に発売し、もう間もなく新型が投入されるAndroid OSのリファレンス端末「Pixel」の開発部門を約11億ドルで買収していますが、スマートフォン部門全体を買収したわけではないためHTCブランドのスマートフォンはひとまず今後も継続して発売されることになります。

HTCはAndroid発売以前から存在するメーカーで、OEMでPocketPC/Windows Mobile搭載PDA「hp iPAQ」シリーズの開発を手かけてきたほか、「HTC Universal」などの名機を送り出しており、2008年には世界初のAndroid端末「HTC Dream(T-Mobile G1)」を送り出してきています。

ちなみにソニー・エリクソン(現ソニー・モバイルコミュニケーションズ)の「XPERIA」の初代モデルである「XPERIA X1/X2」もHTCがOEMとして開発を担当した製品の一つです。

それ以降も「HTC EVO」シリーズや「HTC J」シリーズ、「HTC One」シリーズなど完成度が高い端末を送り出してきましたが、近年では日本も含め端末の売り上げ不調がたびたび報じられてきました。

正式発表前はスマートフォン部門全体が買収されるという噂情報もあったため、「HTC」ブランドのスマートフォンが市場から消えてしまうのではないかと心配していたのですが、とりあえずはその心配はなさそうです。

ただし、同じくGoogleが買収したMotoloraは各種特許のみ獲得してLenovoに売却しているので同じことにならないことを願いたい限りですが…

関連リンク

HTC公式プレスリリース : HTC US

GoogleとHTC、11億ドルのパートナーシップ協定を発表 ― HTCプレスリリース : HTC速報

 

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