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残念ながら日本では導入予定がないものの、海外では無事製品版がゲームセンターにて稼働開始となった「DAYTONA Championship USA」は1994年に発売したMODEL2版「デイトナUSA」のゲームエンジンはそのままに最新のゲームグラフィックを与えられたリメイク作品となります。今作の使用基盤については明らかにされていません。(現在のSEGAの業務用基盤の最新はSEGA NUなのでこれを採用している可能性もありますが、別のPC系基盤を採用している可能性もあります)

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オリジナルで収録されていた「スリースブン・スピードウェイ(初級)」、「ダイナソア・キャニオン(中級)」「シーサイド・ストリート・ギャラクシー(上級)」のほか、新たに初の実在サーキットである「デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ(初級)」、「レイクサイト・キャッスル(中級)」、「メトロ・シティ(上級)」が追加されていますが、これらのコースは実はオリジナルの3コースのミラーコースだったりするので全く新鮮味がないのは残念なところ。

特にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイはミラーコースですらないそのまんまスリーセブン・スピードウェイなので大幅なショートカットができそうなピットレーンやきついビリヤード・クラッシュなどのコースレイアウトがそのままであり、実在するコースの名前を流用する必要性があったのかどうかは微妙なのではないでしょうか。
これならばコンシューマーオリジナルコースである「デザート・シティ」や「ナショナルパーク・スピードウェイ」、現実のストックカーレースで使われているオーバルコースそのままの「サーキット・ピクシー」などを収録してくれたほうがありがたかったかもしれません。

今作ではこれらのコースを転戦する「チャンピオンシップモード」が新たに追加されています。イメージ的にはDC版デイトナUSA 2001に収録されていた同名のモードをイメージすればわかりやすそうです。

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BGM面に関しては「デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ」に関してはPS3/XB360版デイトナUSA(HD版)がリリースされたときに収録された「Let’s go Away Version “H”」をもとにさらに光吉猛修さんの新録ボーカルテイクを追加した新バージョンが使われているものの、それ以外はMODEL2版、Circuit Edition、2001殻など過去作からの流用で統一感がないのは残念な限り。

全体的に「デイトナUSA」を最新基盤でリメイクした作品でこれを「デイトナUSA 3」と言ってしまうのは違うという印象で、実際に発表当時は「DAYTONA3 Championship USA」というタイトルだったのが「DAYTONA Championship USA」に変更されていたりします。
とはいえ日本国内ではすでに稼働から26年が経過し稼働するオリジナル筐体も減っており、2009年にリリースされたMODEL2版のHD版でのちのPS3/XB360版の元ともなった「SEGA Racing Classic」が日本で正式稼働しなかったこともあり、本作の日本導入を心待ちにしていた方も多いと思われますが、残念ながら現時点では日本国内での稼働予定はなさそうです。
願わくば本作もコンシューマー移植され、日本でも家庭で楽しめるようになる機会ができることを願うまでです…

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余談:シーサイド・ストリート・ギャラクシーといえば当時開発スタッフに同名の方がいたため「じゃあバーチャファイターのほうにしちゃえよ!」ということで設置されたジェフリー像ですが、本作ではなぜかアキラ像に変更されています。
バーチャファイターの顔といえば確かにアキラではあるのでわからなくはないのですが、オリジナルの逸話を知っているとここを変更する必要はあったのかどうか…(汗

関連リンク

DAYTONA Championship USA : SEGA Amusment